2009-11-25

Gallaratese Housings







ミラノに行ったとりあえずここに行くの通過儀礼。アルド・ロッシのガララテーゼ集合住宅。
ここに住みたくはないし、お手本にしたい建築家ではないけど、最近すごく気になるロッシ。

延々と続く列柱(機能的には無意味)。正方形に十字マリオンの窓。階段は階段らしく。手すりは手すりらしく。
“記憶”とか“夢”の建築家と言われるのが共感できる。でもこれに共感できるというのは不思議なもので、いつロッシの記憶と自分の記憶とがシンクロしたのか?
たとえば子供の描く絵に出てくるビルは四角くて、シンプルな窓が並んでいて、カーテンがあったり花が飾ってあったり、人影があったりする。僕も実際そんな絵を描いていた気がする。実際そんな建物見たことないのに!
実際には見たこのないのになぜかみんな共通で持っている建物のイメージを、ロッシは実際に作った。

それからこの住宅はここに住む人のために作られたというより、ここに人が住んでいる画を外側から見るためのに作られた感じがする。(実際、本などでも部屋の内観写真を見たことがない。)
これは舞台装置で、住人は役者。ここに住んでいるという設定さえあればよいから、住み心地なんて問う必要はない。

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