2010-03-28

Switzerland

スイスと再びミラノへユニットトリップしてきました。
スイスでは全部車で連れて行ってくれたので、ほんとにたくさん見れて、豪華な旅行でした。
まずはスイスで見た主な建築たち。

Villa Garbald, Castasegna, Gottfried Semper (1863) / Miller & Maranta (2004)







ここに3泊しました。
ゼンパーの設計のヴィラをミラー&マランタが改修し、庭を挟んだ向かい側に塔のような宿泊設備を新たに設計。
塔のほうはボリュームやプランが歪んでいたり、窓の配置がランダムっぽくなっている。それら自体には特に意味はないんだろうけど、そうゆう微妙な違いに意識的であるということが読み取れて、いかに高い解像度でものを見て、丁寧に設計しているかがわかります。



Ciäsa and Studio Not Vital, Ardez, Duri Vital (2005)






アーティストのNot Vitalの家。と言っても、実際に本人が住む家というより、作品の展示やゲストハウスとして使われてる模様。なんて贅沢な話だこと。



National Park Museum, Zernez, Valerio Olgiati (2008)


自然公園の観光案内所と展示室。なぜか閉まってた。。。
窓から中をのぞいたところ、写真で見た空っぽの状態と実際使われている状態のギャップに愕然とする。



Transformer Station, Seewis, Conradin Clavuot (1995),



道路沿いにある変電所。ボリュームがかっこいいです。
理由があるのかないの知らんが、ドアが壁と同じコンクリートでめちゃ重い。
ちなみにこれもコンペでの勝利案ですって。変電所のためにわざわざコンペをやるのがスイス。



Protective Housing for Roman Archaeological Excavations, Chur, Peter Zumthor (1986)


時間が遅かったため入れなかったけど、前に来たとき入ったので別に痛くない。
この佇まいを見て、これが1986年の作品だとゆうことを改めてすごいと思う。時代を超越してます。



Saint Benedict Chapel, Sumvitg, Peter Zumthor (1989)







構造は繊細だし、外壁は日光や水で変色してグラデーションになってるし、デリケートなぶん時間とともに生きている感じがする。とてもいい建築でした。ズントーはやっぱりすごい。



Thermal Baths, Vals, Peter Zumthor (1996)



ズントリアン(ズントー崇拝者をこう呼ぶ)の友達が「Building < Architecture < Therme Vals」という図式をしきりに主張してきて、それはさすがに言い過ぎかと思うけど、とにかく美しくてエレガントで誰もが虜になる場所ですね。(エレガントすぎるという意見もあるけども。) 前回来た時は1時間ぐらいしか滞在できなかったけど、今回は4時間ぐらい温水に浮いていられてしっかり堪能できました。いつかここのホテルに泊まりに来てやる。




House for a Musician, Scharans, Valerio Olgiati (2008)



思ったより大きくてびっくり。威圧感たっぷり。
家としてはの機能は疑問だけど、意味不明な壁は素敵です。
ほんとは外観だけのはずが、たまたま住人が外に出てきて中庭まで入れてくれました。



School, Paspels, Valerio Olgiati (1998)




これを訪れてますますオルジアティは変態だと思いました。
いくらプランがおもしろくて、ブロンズのドアや窓がかっこ良くても、これ小学校ですからね。彼はそのうち別の用途に転用されればいいと腹の底で思いながら設計したんじゃなかろうか。



Stiva da mort, Vrin, Gion A. Caminada (2002)






Stallbauzone,Vrin, Gion A. Caminada (1995)

とても土地に根付いたいい建物群。カミナダが生まれ育ち、今も拠点にしている村です。
国際的に知られている建築家がこんな辺鄙な村にいるということ。
その土地に対する深い敬意が作る建物から感じられる。まあその分建物単体としては地味ですね。



Studio Olgiati, Flims, Valerio Olgiati (2008)


The Yellow House, Flims, Valerio Olgiati (1999)



オルジアティ父子の展示がやってました。



La Conguinta, Giornico, Peter Märkli (1993)









時間がなくてみんなでは行けなかったので、後で友人と2人だけでにミラノから行きました。
雨がしとしと降り霧がかかってて、ここを訪れるには絶好のお天気。
村のカフェで鍵をもらって、10分ほど川沿いを歩いて、自分で鍵を開けて入ります。
誰もいないし電気も水道もない。彫刻の家ですから。
ほんとに不思議な経験でした。こんなにもの言わぬ建物をかつて経験したことがない。

9 comments:

nanao said...

上から2番目のおっきい映写機みたいのは何?

hashi said...

たぶんおっきい昔のカメラ。
裏側に蛇腹がついてるよ。
なんでここにあるのかは知らない。

taz001 said...

おお、なんかいいもんいっぱい見てるねー!
おれもかだNot Vitalは見てないや。

今度見に行こうかな。

hashi said...

いっぱい見たけど、まだまだスイスで見たいものはいくらでもあります!濃過ぎですスイス。

Not Vitalの家は彼のもとで働くミツさん(知ってますよね?)の案内で入ったんですが、あれって一般公開してるんですかね?ミツさんはもう辞めるみたいですし。

ハナ said...

お久しぶり。
あまり内容と関係なくて申し訳ないんだけど、はっしーくん、カメラ何使ってるの?
写真がきれいで気になった。

hashi said...

RichoのGX200です。
多少あとから補正もしてますけどね〜。

taz001 said...

たしかにいろいろあるよー
有名じゃないけどモダニズムにも
いいもんがいっぱいあるしねー

おお、ミツさん会ったんだ!伝説のw
やめちゃうんだー、会いに行ってこようかな。

said...

夏に教えてもらった、カミナダだ。見てみたい、ログの間は土壁?
綺麗なものを沢山見ているねー羨ましい。

hashi said...

おおひさしぶり!
ってかやまブログやってたんや!知らんかった!

カミナダは、山みたいに木造に詳しい人が見たら、もっと楽しめると思う。
ログの間って茶色い方の?
たぶんOSBか何かのパネルやね。
肉を乾燥させる倉庫みたいな感じやから作りは簡単。