2010-10-05

Galleries in South London

Dulwich Picture Gallery / Sir John Soane




Sir John Soaneの設計で1814年に完成。第二次大戦中にドイツの爆撃で半壊するも、修復される。その後もRick Mather Architectsによって増築がなされる。
壁面に全く窓がなかったり、謎の赤い部屋があったりで、不気味度が高い。でもそんなことにはお構いなく、芝生を子供たちが走り回ってのどかな雨上がり。使われ方さえ生き生きしてれば建物はこれぐらい寡黙でも背景としてはちょうどいい。
昔どこかで読んだ話で、ある名レストランのオーナーは、客の入りが少ない時は音楽を流すが、人で賑わってくるに連れてだんだん音を小さくして最後には消してしまうという。逆をやってしまう人も多いなかで。




South London Gallery / 6a Architects

既存のギャラリーに接していた隣家を連結し、さらに増築して、カフェやアーティストのための宿泊施設やエデュケーションスタジオが加わって再オープンした。お隣を取り込んで増殖していけるおおらかさ。ヨーロッパの建物って石やレンガでできてて堅牢な印象だけど、感覚的には粘土みたいに柔らかくて、コネコネして作り替えていく。
例えば日本のマンションで、接している2部屋を買い取って、壁や床をぶち抜いて連結させるのってできるのかな。何か障壁があるのか、やった例を知らない。
去年、大学のギャラリーで展示するとき、一本足の展示台を自立させるためにコンクリの床に穴を空けることを、当たり前のこととして許された時の初々しい感動が思い出される。

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